2016-06-08 搗屋幸兵衛 落語>私事ですが 小言の幸兵衛 毎朝見回りで小言言い 家に戻って小言言い 以前搗米屋だった家 貸家に出して じっと待つ 豆腐屋に小言で追い返し ついに来ました 搗米屋さん 話せば長い身の上話 器量よしの女房の馴れ初めから 妹を娶うまで 行儀の良い搗米屋さん 叱られながらも聞き続け あげくは恨みを果たされる 不幸を誰かのせいにしたくはないか!? 小さな一つの出来事を見逃したのは 己のせいではないか!? それを知りながらも 認められずに 小言の日々を過ごした やっと恨みを果たしせたこの日 あの貸家は誰かに貸せるのだろうか 今もまだ貸家のような気がする