浜野矩随(はまののりゆき)

 

f:id:mitsuz2015:20160604134741p:plain

 

少し趣向が変わりますが、

この浜野矩随の話、今の当方の身に沁みます

会社員から自営業へ、またしても会社員から自営と身を移しており、48歳になる現在、これまでにない制作物を生業にしようと試行錯誤の日々です

奮いにもなり、励みにもなり、苦しくもなり、悲しくもなる

どれだけ真剣か!?

今、問い直しています

 

名工 浜野矩康の父の死

残ったものは母一人

唯一にて全て

死を掛けた最後の観音像

父に並ぶ見事な出来栄え

人生が変わる瞬間

母を失う

 

失うことで得られる

知ってはいても悲しい

何も失いたくはない

それが心情

騒がしい世間も同じ

わがままで勝手

便利さ、与えられることだけを求め

批判や不快な言葉に傷ついたと騒ぐ

 

それは置いていて

 

内なる甘えを

自ら厳しさに

自らを自らの手で殺さなければ(生まれ変わらせなければ)

大切なものを失ってから気付くのは

あまりに悲しい