浜野矩随(はまののりゆき)
少し趣向が変わりますが、
この浜野矩随の話、今の当方の身に沁みます
会社員から自営業へ、またしても会社員から自営と身を移しており、48歳になる現在、これまでにない制作物を生業にしようと試行錯誤の日々です
奮いにもなり、励みにもなり、苦しくもなり、悲しくもなる
どれだけ真剣か!?
今、問い直しています
名工 浜野矩康の父の死
残ったものは母一人
唯一にて全て
死を掛けた最後の観音像
父に並ぶ見事な出来栄え
人生が変わる瞬間
母を失う
失うことで得られる
知ってはいても悲しい
何も失いたくはない
それが心情
騒がしい世間も同じ
わがままで勝手
便利さ、与えられることだけを求め
批判や不快な言葉に傷ついたと騒ぐ
それは置いていて
内なる甘えを
自ら厳しさに
自らを自らの手で殺さなければ(生まれ変わらせなければ)
大切なものを失ってから気付くのは
あまりに悲しい