2016-07-18 三井の大黒 落語>私事ですが 大工仕事への文句言い 喧嘩の騒動 棟梁、間に入り 身預かり 大工の腕は良いらしい が、一日仕事に出たきり 市のために大黒彫りを勧め 部屋に籠る 招かざる客になり 数日経って訪問者 三井からの使い 約束の大黒を 100両にて 棟梁へのお礼を渡す またしても、左甚五郎物語 正体の知れぬ者 風袋にて判断してしまうは仕方なし!? 名は体を表すと言うが、 身なりで体は知れない・・・ 見た目の判断は 保身の本能 逆に言えば、 保身、我欲だけの人に 人の真価が見えるはずもない!? 嫌嫌でも 世話をしといて良かったね・・・
2016-07-16 青菜 落語>私事ですが 植木屋さんに 早目に上がってもらい 慰労の名酒に鯉 山葵に驚き 仕舞に青菜・・・ 美しい奥 「鞍馬から牛若、九郎判官」 旦さん 「義経、義経」 隠語に感心 植木屋さん 早速家で段取り 果たして・・・ 隠語好き日本人 今も昔も言葉遊び 和漢様、どこもかしこも境なし 創造の民 貧も富も創造 存在、楽しみ 生そのもの 創造に争いはない 創造しない心こそが病む 破壊は創造の内に納めて欲しい!
2016-07-15 真田小僧 落語>私事ですが 賢いとは? 生きるに長けている となるでしょうか この小僧 容易く親を手玉に取り お金をくすめ取る 熟知している 大人の悲しいツボ とはいえ、 小僧であるうちが花 大人になっても 手玉に取れるか!? どんな欲望、欲求にも 当然対価は付き纏う まして 生だけでも 相当な対価が必要 更に 地獄の沙汰にどれだけ必要!? 悲しいかな 貧乏性ゆえ 全て払う側の視点・・・
2016-07-13 くやみ 落語>私事ですが お悔やみの席でも 嫁はん自慢 なんて素晴らしい!! 何を話してても 嫁はん自慢 なんて素晴らしい!! 男の自慢しィはカッコ悪い!? でも 他に何一つ自慢が無いのなら それもまた美し!
2016-07-12 夏の医者 落語>私事ですが 医者を求めて山二つ 連れてまた戻る 道違い 途中にウワバミ 喰われても さすが医者 あちらこちらでお呼びがかかる 夏の山道は大変 急に必要になるからこそ また厄介 抗いようのない現実 医者は遠くにありて 想うもの・・・
2016-07-11 宿替え 落語>私事ですが 宿替えに みな持っていく 俺に任せとけと親父さん なんやかんや減らして なんとか出て行く おかみさん着いても 居る筈の親父さんが居ない とうの先に出たはずが あちらこちらで 寄り道、迷い道 箒をかける釘を打つ それだけのことが・・・ これも相当な一苦労 あっちの家 こっちの家 これだけ段取り悪くも賑やかなお人 なんて貴重!? 世の中のいざこざ 全部小さい 綺麗に物事おさめても 誰も喜ばない 気付かない それなら、 無駄を巻き散らして 笑いと苦痛にまみれた方が きっと楽しい!? 親父さんが望まないとしても・・・
2016-07-10 碁泥 落語>私事ですが 熱くなる碁 泥棒でさえ見たくなる かみさん、煙草の火の跡に 碁禁止 別部屋にての提案も 夢中になれば 約束反故 庶民の楽しみの碁 止められる者は誰もいない 野球、相撲 楽しみ少なけりゃ、皆仲間 近代化、グローバル化、多様化 長屋が積み上がったようなマンションは 人を拒むように 扉を閉じている 泥棒稼業も ただ金目物取るだけの所業で 退屈してる!?