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映画好きの猫

ドラマとの比較

良い悪いの評論

 

標準語で、紳士的かと思いきや

チャンネルはプッシュにして欲しい

やら

魚を買って来て欲しいだの

 

言葉が通じることを

良いことに

要求

 

手間暇を掛ける魚

買うところに

その人を想う心がある

 

わかってはいても・・・

 

やはり

自分のことばかりなのでしょう・・・

 

一番大切な人は

一番身近で

一番同化していて

一番の親友で

一番の戦友だから

 

まだ戦いの最中で

思い遣る余裕がなくて

 

本当にすみません・・・ 

坊主の遊び

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禿げ頭のご隠居

吉原通い

髪結いの親方と同行したのがまずかった

 

酒癖の悪さ

花魁、気ィ悪く

仕舞には隠居と喧嘩

 

楽しみの一夜も

花魁は「眠たい」と言う

 

良いことが何もない

仕返しは

剃刀で剃りまくり

 

目覚めた花魁

頭を触って何を想う?

 

嫌がらせは伝染する

新型インフルエンザよりも性質が悪い!?

苛立ち撒くことでスッキリ!

伝えることこそワクチンか!?

 

吐き出されたストレスは

ドミノ倒し

イライラは

一体どこまで続くのでしょう?

 

大工調べ

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奉行所の捌き

大家の勝ちと思わせ

大逆転・・・

 

でも、

どうにもスッキリしない・・・

 

家賃の形に

大工の道具

「あたぼう」を叫んで

大家の怒りを買う

 

親方の助太刀も

 一両と八百の

足らず八百を巡って

言い争い

 

奉行所に訴え

 即足らずの支払いの裁き

 

続いて・・・

 

質権が無ければ

道具は取り上げられない

 

勝つべくして訴える

大工の仕上げ

大家の欠点=質権は、細工の粒々 

 

でも・・・

親方の「たかが六百」

が元々の発端

今なら到底言えないかも・・・

 

住吉駕籠

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住吉参詣

大来にて二人の駕籠屋

なかなか客取れず

 

どんな商売も大変

酔っ払いとの問答

乗せたら乗せたで

やたらと重い

その訳は・・・

 

”くも駕籠”

「蜘蛛」は縁起が良いとするのか、悪いとするのか

 

「雲」の方が

自由気まま

ふわふわとして

なんだか楽しそう

 

首ったけ

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馴染のお客

辰つぁんに

気遣い無用の紅梅

 

吉原の男女

あしらい

駆け引き

惚れきっていると舐められて

人の良さにつけ込んで

 

怒って別れた辰つぁん

向いの見世に通うことに

 

火事に駆けつけ

溺れかけの女、紅梅

 

「今度ばかりは」

って・・・

 

輝かしいと信じていた日々

一転

失くしても惜しくない日々もあるようで・・・

馬の消えた日

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午年にゾウ

 

絵馬は絵象

幌馬車は幌牛車

競馬は競キリン

群馬県は群熊県

しまいに、ジャイアント虎場

 

やっと目覚めて

食べる雑煮は・・・

 

これまでの価値が一変してしまうよう

 

突然存在が消える

消える筈のない存在・・・

何かが入れ代わって存在していて・・・

 

慣れ親しんできたものが

突然なくなる”哀愁”

染み付いたものは

簡単には落とせない

 

家族や恋人が

不意に消える”哀愁”に似ている

 

例え世間が何と言おうと

「思い違い」の過去として

無かったことにされたくない

したくない

 

気持ちは確かにそこに存在していた

 

いくら革新的でも

やっぱり

「雑煮」が食べたい・・・

悋気の駒

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使用人の誰も彼も

大旦那の行き先、口閉ざす

ご寮人さん、お饅を餌に

戻ってきた定吉に問い詰める

 

大旦那の駒

ご寮人さんの駒

お手掛けさんの駒

 

回してみると・・・

 

”欲望”は日々膨れ

駒のように一所に留まらない

悲しいかな

望もうと、望まないにしても・・・