猫の忠信
「九郎判官義経」
古来の演芸にとかくよく出てきます
惚れた浄瑠璃の女師匠が
友の常やんの浮気相手
悔しい次郎喜は
嫁のおとわはんに告げ口に行くと
浮気中のはずの常やんが寝ている・・・
そっくりな人がいれば
怖く、気持ち悪くも
面白く、嬉しくもある
でも、身に覚えのない浮気とされては
気分は良くない
三味線の皮になった両親を慕って現れた猫の子なれば
許せる気にもなろうか
子の猫、入り込むため人になる
なんで常やん?
お師匠はんがホの字の疑いは消えず
不倫承知のロマンス・・・
次郎喜の嫉妬もまんざら間違いではないらしい
最後の「にぁう」はどんな顔?
相思相愛だった二人を思わせる
猫に戻っても
ずっと一緒に居られるのだろうか