猫の忠信

f:id:mitsuz2015:20160526231028p:plain

「九郎判官義経

古来の演芸にとかくよく出てきます

「猫の忠信」とは浄瑠璃義経千本桜」のパロディーとのこと

 

惚れた浄瑠璃の女師匠が

友の常やんの浮気相手

悔しい次郎喜は

嫁のおとわはんに告げ口に行くと

浮気中のはずの常やんが寝ている・・・

 

そっくりな人がいれば

怖く、気持ち悪くも

面白く、嬉しくもある

でも、身に覚えのない浮気とされては

気分は良くない

 

三味線の皮になった両親を慕って現れた猫の子なれば

許せる気にもなろうか

 

子の猫、入り込むため人になる

なんで常やん?

お師匠はんがホの字の疑いは消えず

不倫承知のロマンス・・・

次郎喜の嫉妬もまんざら間違いではないらしい

 

最後の「にぁう」はどんな顔?

 

相思相愛だった二人を思わせる

猫に戻っても

ずっと一緒に居られるのだろうか